エリザベト音楽大学特別演奏会 福岡公演
11月16日(土) アクロス福岡シンフォニーホール
私の母校エリザベト音楽大学は、今年創立65周年を迎えました。
これを記念しての特別演奏会が、私の地元福岡で開催されることになりました。
65年という永い歴史の原点は、原爆投下によって廃墟と化した広島にあります。
ベルギー人のイエズス会神父エルネスト・ゴーセンス師は、
一面瓦礫ばかりの地で途方に暮れる人々の姿を見て、
音楽を通して青少年の心を癒すために、
エリザベト音楽大学の前身、広島音楽学校を創立しました。
その後、エリザベト音楽大学の初代学長として就任しました。
カトリシズム精神に基づく、「教養・実力・慈愛のある音楽家の育成」を教育理念に掲げ、
ただ音楽家というだけではなく、人間としても素晴らしい卒業生を輩出してきました。
上智大学や、福岡では上智福岡中学高等学校と姉妹校でもあります。
プログラムの中の1曲、ピアノコンチェルト「リスト:ピアノ協奏曲 第1番」のソリストは、
7月にオーディションにより在学生の中から選ばれます。
是非この機会に、アクロス福岡シンフォニーホールに、
足をお運びいただければ幸いです。