伴谷教授の最終講義に参加
3月9日、エリザベト音楽大学の作曲の恩師、伴谷晃二教授(ホームページ)の最終講義が行われるということで、
是非聴講したいと思い、広島のエリザベト音楽大学を訪れました。
講義が行われるザビエルホールには、学長の他、教授陣、在校生や卒業生が集まり、
学生時代の緊張感と好奇心が、一瞬にして蘇りました。
音楽を勉強する楽しさに、すっかり浸った1時間半でした。
日本の各大学には、著名な教授が数多く存在しているにもかかわらず、
若い学生達のその理解の足りなさを感じることがあります。
私の知人のピアノ教師の音大生時代の話ですが、
モーツァルト研究の権威者である海老澤敏先生の講義を受けたそうです。
しかし、後に偉大な先生ということが判り、勉強不足を後悔したということでした。
私が桐朋学園大学在学中には、オーケストラの授業で指揮者の小澤征爾先生が来校され、
2日間に渡り、実践を交えた講義を行われました。
今では貴重な思い出です。
上記のようなことは、学生時代だけに限らないと思います。
社会にも多くの尊敬すべき諸先輩がいらっしゃいます。
直観力と自分の目で確かめ、多くのことを学ぶ姿勢は、いつの時代でも大切なことだと思います。
桜が満開でした!
山王公園の様子です。
今年の桜は、開花が早かったですね。